歪 曲がり 矯正 レベラー │ 日本クロス圧延

曲がり修正、ひずみ矯正の日本クロス圧延

新着情報

 

矯正加工とは

手直し矯正加工

熱処理や残留応力によって歪んでしまった金属の板や丸棒、フラットバーなどの曲がりを矯正する作業について説明します。

 

まず、板材などはレベラーロールを使用して歪みを修正するレベラー矯正が適しています。しかし、厚板や強度がある材料はレベラー矯正ができないため、プレスを使用して矯正することになります。

 

また、フラットバーなどの矯正には、レベラーロールと定盤を使用した手作業で行われる方法があります。熱処理による曲がりなどのおおまかな矯正は、レベラーロールで矯正することができますが、特に精度を要求される矯正作業は手作業で行われます。


曲がり、ひずみ矯正の工程

レベラーマシン レベラー装置です。

最初の工程では、レベラーロールを通すことで、大きい曲がりやひずみを除去します。
レベラー装置は、ロール径がφ80mmとφ30mmの2機種設備があり、材料の寸法によって使い分けます。

プレス矯正 プレス矯正です。

レベラー矯正が出来ないような厚みのある材料や強度がある材料は、油圧プレスを使用して矯正します。

 

矯正用定盤

手作業での矯正に使用する定盤です。

熟練した技術が必要ですが、1000mm/0.1mmまでの矯正ができます。
特に精度を要求される場合に使用します。

熱処理で曲げてしまった材料です。

このような状態になっても、修正することが可能です。

 

酸化皮膜除去について

 

ブラスト装置 弊社では酸化皮膜の除去作業ができます。

 

バー材専用のサンドブラスト装置で、上下から同時にメディアを吹き付けます。
サンドブラストのメディアにはステンレスのカットビーズを使っていますので、アルミナ等のコンタミが発生いたしますん。

酸化皮膜除去

右が酸化皮膜が注いた状態で、左が酸化皮膜除去の処理後の状態です。
綺麗にスケールが除去できます。
表面はザラザラした梨地になりますが、処理後に圧延ロールを通すことで、ツルツルの表面にすることができます。

 

よくあるご質問

Q: 持込材料の対応は?
A: もちろん大歓迎です。それにより、多鋼種の材料を曲がり修正、ひずみ矯正するノウハウがございます。

 

Q: 最小の加工ロットは?
A: 逆に少量ならば1本からでも曲がり修正、ひずみ矯正することができます。

 

Q: 量産対応は?
A: 弊社では、「少量、短納期」を掲げていますので、量産は得意ではありません。

 

Q: 曲がり修正、ひずみ矯正できるサイズは?
A: 板厚:T=0.8mm〜10.0mm、板幅:W=1.0mm〜20mm、長さ:最大4000mmです。

 

Q: 直線度の精度は?
A: 一般公差:JIS準拠1.0mm/m、特殊作業:0.1mm/mです。

 

Q: 丸線のレベラー切断はできますか?
A: 丸線のレベラー切断は、外注加工にて対応いたします。

 

Q: 納期について
A: 材料到着から、1週間程度で出荷できます。

 

Q: 加工に立ち会うことは出来ますか?
A: 大丈夫です。お客様と品質確認しながら加工できます。

 

Q: 品質規格は?
A: ISO9001:2008 No,QAIC/JP/0546-Bを取得しています。

対応できる鋼種

多くの鋼種の曲がり修正、ひずみ矯正に対応できます。
基本的になんでもチャレンジいたします

 

純 金 属   ニッケル チタン アルミニウム 銅 モリブデン ニオブ etc
ステンレス   SUS304 316L 410 430 420J2 etc
低膨張合金 36インバー(FN-36) 42アロイ(42Ni) コバール(Kovar)
磁性合金   パーマロイ(PC)(PB) SYO磁性軟鉄 珪素鋼
抵抗合金   コンスタンタン’CN49) ニクロム(NCH)
耐熱合金   インコネル(I-601) ハステロイ(H-X) SUH660 ナイモニック
耐蝕合金   インコロイ(I-825) ハステロイ(HC276)(HC-22) 

品質管理

ISO

QAチームによる徹底した品質管理体制で製造しております。
ISO9001:2015 No,QAIC/JP/0546-B


お問い合わせ

株式会社日本クロス圧延
千葉県茂原市茂原697
TEL:0475-22-4151
FAX:0475-25-2338
cross@atuen.com

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