スリット スリッター加工 少量対応 千葉 東京 ISO9001認証

スリット スリッター加工 少量対応 │ 千葉 東京 ISO9001認証

新着情報!

スリット工場

2016年11月にスリット加工の専門工場がオープンしました。
量産の対応や3.0mmまでの厚板の加工に対応できます。


スリット(スリッター)加工とは

 

スリット加工(スリッター加工)は、各種金属材料の帯材(ストリップコイル)を指定の幅に切断する加工です。プレス金型に合わせた幅や、リード線など極細幅に切断することができます。機械の構造は単純で、上下2対の回転する円盤状の刃物で材料を切断します。切断する幅寸法は、スペーサーで回転刃の間隔を位置決めし、組み合わせることで切断幅を決定します。

 

しかし、上下の回転刃にはギャップ(隙間)があり、適正なギャップを設定しないと、切断面にダレやバリ、カエリが発生します。これがスリット加工の難しいところであり、熟練や経験値が要求されます。弊社では、ISO9001の品質マネージメントに基づいて、スリッターマシンの切れ味や精度を維持するため、定期的なメンテナンスを実施しています。これにより、品質の維持と改善を続けてまいります。

スリット加工のご案内

弊社では、試作機から量産機まで各種スリッターマシンを備えており、下記の範囲で加工を対応しています。

 

厚み寸法: 最大3.0mm〜最小0.05mm
幅寸法: 最大350mm〜最小3.0mm
※3.0mmよりも細い幅の場合は、スプールが必要になるため、ご相談ください。
長さ3mまでのシートの加工にも対応しています。
また、アルミ系、ステンレス系、軟鉄、ばね鋼などの鋼種にも対応しています。

 

注文から納品までの流れは以下の通りです。

 

素材のサイズをお知らせください。「材質、厚み、幅、重量」
スリットする「幅と条数、公差」をご指定ください。(例)30mm×3条 公差±0.05など
弊社よりお見積りを提出します。
簡単な注文書と材料を発送していただければ、すぐにスリット加工を実施します。
ヤマト運輸、佐川急便、福山通運、西濃運輸の中から、コストの安い便で発送いたします。

スリット加工の工程

 

スリッターアンコイラー

アンコイラーです。ここにスリット加工(スリッター加工)する材料をセットします。
セットできる巻芯の内径は300mm-500mmです。箔に対応するため、素材は非接触センサーで自動で繰り出します。

スリットマシン

カッターとスペーサーを組み合わせることで、スリット幅を決定します。上下の回転刃にはギャップ(隙間)があります。このギャップが適正でないと、返りやバリなどが発生するので、ここが腕の見せ所となります。

スリッター巻取り

切断された材料はここに巻かれていきます。スリット加工(スリッター加工)する材料厚みや幅によって「強すぎず、弱すぎず」適正な張力で加工する必要があります。
弊社の設備には電磁クラッチにより、各コイルごとに適正な張力で巻くことができます。

スリットコイル

スリット加工(スリッター加工)が完成しました。
電磁クラッチにより各コイルごとに張力を張れるため、しっかりと巻かれているためスプールなしでも崩れにくいです。
このあとゲートル簀巻きをした後に出荷します。

スリット加工に関するFAQ

Q:持込材料の対応は?
A:もちろん大歓迎です!

 

Q:最小の加工重量は?
A:長さ1m程度の材料でもスリット加工(スリッター加工)に対応いたします。

 

Q:量産対応は?
A:スリット加工専用の工場で量産対応いたします。

 

Q:切断できる最大厚みは?
A:最大厚みは、アルミ系で3.0mm、ステンレス系で2.0mmからスリット加工が可能です。

 

Q:切断できる最小厚みは?
A:弊社では最小厚み:0.05mmまで切断いたします。それより薄い場合は外注加工にて対応します。

 

Q:投入材料の最大幅は?
A:弊社のスリットマシーンは、最大幅:350mmです。それを超える場合は外注加工にて対応します。

 

Q:最小切断幅は?
A:弊社では最小幅:3mmまでスリット加工できます。それより細幅の場合はスプールが必要になります。

 

Q:納期について
A:材料到着から、2-3日程度で出荷できます。

 

Q:加工に立ち会うことは出来ますか?
A:もちろんです。お客様と品質確認しながらスリット加工できます。

 

Q:品質規格は?
A:ISO9001:2015 No,QAIC/JP/0546-Bを取得しています。

対応できる鋼種

多くの鋼種のスリット加工(スリッター加工)に対応できます。
基本的になんでもチャレンジいたします

 

純 金 属   ニッケル チタン アルミニウム 銅 モリブデン ニオブ etc
ステンレス   SUS304 316L 410 430 420J2 etc
低膨張合金 36インバー(FN-36) 42アロイ(42Ni) コバール(Kovar)
磁性合金   パーマロイ(PC)(PB) SYO磁性軟鉄 珪素鋼
抵抗合金   コンスタンタン’CN49) ニクロム(NCH)
耐熱合金   インコネル(I-601) ハステロイ(H-X) SUH660 ナイモニック
耐蝕合金   インコロイ(I-825) ハステロイ(HC276)(HC-22) 

キャンバー矯正について

ある程度細くスリット加工(スリッター加工)した場合、
キャンバー方向に曲がりが発生する場合があります。
そのままだと金型に通らなかったりと問題になります。
スリット後に矯正ができますので、どうぞご相談下さい。

品質管理

ISO

QAチームによる徹底した品質管理体制で製造しております。
ISO9001:2015 No,QAIC/JP/0546-B


お問い合わせ

株式会社日本クロス圧延
千葉県茂原市茂原697
TEL:0475-22-4151
FAX:0475-25-2338
cross@atuen.com

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