伸線加工について
φ50mm〜φ1.0mmまで対応します。
弊社の伸線加工は、スエージング加工と組み合わせることで、最大50φからの伸線加工が可能です。
伸線加工とは、溝ロールや穴ダイスに材料を通すことで、ワイヤーを細く伸ばしていきます。弊社では硬合金やチタンなど難加工材や、お客様から持ち込まれる様々な材料に対応するため、加工抵抗が少なく焼付きやカジリが発生しにくいロールによる伸線を行います。
製造工程のご案内
スエージングマシンで鍛造丸棒を伸ばしていきます。 |
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スエージングマシンでの加工が完成です。
一般的にφ15mmからコンバインドロール伸線の工程に進みます。 |
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各ロールが駆動するコンバインド伸線機です。
ロールが駆動するため、短尺材料でも伸線加工することができます。 |
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引抜き加工用の伸線装置です。
溝ロールや穴ダイスに通された材料を強制的に引っ張ることで伸線加工を行います。 |
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小型の引抜き装置です。弊社では試作やモックアップに対応するため、数Kgのごく少量からワイヤーを製造することができます。 | |
完成いたしました。 |
伸線装置について
弊社では様々な材料に対応するため各種伸線機を保有しています。
φ100コンバインドロール φ20mm〜φ7.0mm
φ80コンバインドロール φ13mm〜φ3.0mm
φ40コンバインドロール φ6.0mm〜φ1.0mm
CRD伸線装置 φ9.0mm〜φ0.5mm
引抜伸線装置 φ5.0mm-φ0.5mm
φ200溝ロール φ20mm-φ5.0mm
φ100溝ロール φ10mm-φ1.0mm
φ25-溝ロール φ3.0mm-φ0.3mm
よくある質問
Q、持込材料の伸線対応は?
A、もちろん大歓迎です
Q、最小の加工重量は?
A、駆動式の伸線機を使用することで、長さが300mm程度あれば伸線できます。
Q、量産対応は?
A、弊社では、「少量、短納期」を掲げていますので、TON単位の量産は得意ではありません。
Q、伸線できる最大直径は?
A、弊社ではスエージング加工と組み合わせることで、最大:φ50mmの丸棒から伸線できます。
Q、伸線できる最小直径は?
A、弊社では最小厚み:1.0mmまで伸線できます。それより細い場合は外注加工にて対応します。
Q、レベラー切断は出来ますか?
A、協力工場の外注加工で対応します。
Q、納期について
A、工程にもよりますが材料到着から、1週間程度で出荷できます。
Q、加工に立ち会うことは出来ますか?
A、大丈夫です、お客様と品質確認しながら加工できます。
Q、品質規格は?
A、ISO9001:2015 No,QAIC/JP/0546-Bを取得しています。
対応できる鋼種
多くの鋼種の伸線加工(ドローイング)に対応できます。
詳細不明な材料でも試作評価から加工できます。
純 金 属 ニッケル チタン アルミニウム 銅 モリブデン ニオブ etc
ステンレス SUS304 316L 410 430 420J2 etc
低膨張合金 36インバー(FN-36) 42アロイ(42Ni) コバール(Kovar)
磁性合金 パーマロイ(PC)(PB) SYO磁性軟鉄 珪素鋼
抵抗合金 コンスタンタン’CN49) ニクロム(NCH)
品質管理
QAチームによる徹底した品質管理体制で製造しております。
ISO9001:2015 No,QAIC/JP/0546-B
お問い合わせ
株式会社日本クロス圧延
千葉県茂原市茂原697
TEL:0475-22-4151
FAX:0475-25-2338
cross@atuen.com