金型補強鋼板巻付装置の製造 │ 金型補強 巻付装置

1400型研究用ドローベンチ

金型補強巻き付け装置

金型補強鋼板巻付装置の1号機が完成し出荷しました。

 

この装置はメス型の外周に高張力鋼板を高張力で巻付けることにより、100TONを越える応力を金型内側に発生させることで、金型の割れを防止します。
それにより金型の寿命が大幅に向上します。

 

巻付ける鋼板が切断しないギリギリの張力を維持するため、張力を精密に計測しながら巻付けていきます。また張力によりコイラー軸の傾きを防止するため、剛性の強い設計になります。


装置について

張力計測用ロードセル及びパウダークラッチにより最適な巻付張力を数値で設定できます

変速機構により1:20の範囲で張力を設定できます。※最低張力が100kgなら最大張力は2000kg

タッチパネルにより張力、巻付回数、スピードなど設定ができます

切断した場合の停止信号を外部機器へ出力できます

お客様の仕様によりカスタム設計いたします

装置仕様

1.装置能力
1-1巻付力及び速度(理論値)
 a)巻付力 600-2000(Kgf) 巻付速度 MAX4.0(M/MIN)以下
 b)巻付力 100-700(Kgf) 巻付速度 MAX10.0(M/MIN)以下
1-2巻付用フープ材形状
 ・紙管外形:φ300mm 内径:φ280mm 幅100mm
 ・フープ材幅 150mm(MAX)

 

2.装置構成
2-1 非駆動式アンコイラー
2-2 ブライドルロール
2-3 テンションロール
2-4 巻付ユニット
2-5 油圧ユニット
2-6 駆動回転部安全カバー
2-7 駆動制御操作装置

 

3.装置主仕様
3-1 非駆動式アンコイラー
 ・フープ材取り付け 手動式ドラム拡縮機構による
 ・フープ材センターリング 手動ハンドル式
 ・ブレーキ機構 電磁パウダーブレーキによる簡易ブレーキ方式
3-2ブライドルロールユニット
 ・ロール材質 S45C高周波焼入れ
 ・張力制御 駆動部にパウダークラッチを介した簡易張力制御方式
 ・ギヤー切り替え 手動クラッチ切り替え方式
3-3 テンションロールユニット
 ・ロードセルによる張力表示
 ・巻数カウンター機構付帯
3-4 巻付けユニット
 ・コアクランプ機構 油圧シリンダー推力
 ・コアセンターリング機構 手動ハンドル操作
 ・ギヤー切り替え 手動クラッチ切り替え方式
 ・付帯コアクランプ用マンドレル 本仕様書内コア形状のもの3種
3-5 油圧ユニット
 ・油圧作動油 鉱物油
 ・タンク容量 約50L
 ・油圧圧力 16MpaMAX
3-6 駆動回転部安全カバー
 ・構造 2.3mm鋼板構造 開口部はエキスパンドメタル及び透明塩ビ
 ・設置箇所 駆動回転部
3-7 駆動制御操作装置
 ・機側操作盤
 ・主操作盤
 ・制御盤
 ・制御方式 巻数カウンターによる自動減速停止
         簡易式定張力制御
         ※自動エッジコントロール無し
4.供給(一次側)
 ・電源:AC200V-60Hz3相 40A
 ・エアー源:0.4Mpa ドライエアー
 ※電磁クラッチ/ブレーキ冷却用

 

5.概略設置面積
 幅:2800mm 奥行:1500mm 高さ:1500mm

お問合せ

株式会社日本クロス圧延
千葉県茂原市茂原697
TEL:0475-22-4151
FAX:0475-25-2338
oka@atuen.com

 

担当:岡まで

Facebookページ

トップへ戻る