自動シャーリングの製造販売 修理

シャーリングマシンについて

箔用自動シャーリングの製造

自動シャーリング

 金属のコイル材をシート状に全自動で切断できる、自動送り装置付きシャーリングの設計販売をいたします。

 

 機械には金属材メーカーならではのアイディアとノウハウが盛り込んであり、特にセッティングとメンテナンスの容易さでは最高の装置だと自負しています。
大きな特徴は正四角形断面のシャーリング刃を使用することで、刃を4面を使用可能で研磨にかかるコストを削減しました。

 

 シャーリングの切断面の品質には刃物のギャップ管理が重要です、弊社の機械は容易にギャップ調整できるように設計してあります。初めてのお客様に30分やり方を教えただけで、10μの箔を切断ができました。ぜひ弊社のデモ機でご確認ください。

 

 送り装置はコストの安いエアシリンダーとリミットスイッチによる方式と、シンプルで精度と速度に優れるサーボモーターによる方式を選べます。より汎用性の高いサーボモーターをお勧めしますが、0.1mmより薄い材料はエアーシリンダーによる方式のほうが、遅いですが安定して動作します。特に箔や薄板用のシャーリング装置には定評があり、10μの箔でも自動送り及び切断が可能です。

 

シャーリングヘッドは最大600mm幅で0.1mmの材料を切断した実績がありますが、実際に自社の設備で試験製造してスペックを決定していきます。それによりオーバースペックや能力不足といったことだけではなく、事前に確認することができます。

 

また新製品の初期段階で生産数量が少ないうちは弊社で委託生産を行い、数量の増加を確認してから設備を製造するような要望にもお答えすることができます。


箔用自動シャーリング装置製造のポイント

材料メーカーだから安心スペック

弊社は材料メーカーなので実際に金属材料をスリット加工しています。その経験から実践的で使いやすいシャーリングマシンを設計します。

 

正四角形の刃の採用で経済的

正四角断面形状のシャーリング刃を使用しているので、刃を4面使用できるので刃のメンテナンスコストが削減でき経済的です。

 

独自のギャップ調整システムで調整が簡単

シャーリングマシンは切断材の厚みにより、上下刃の最適なギャップ調整が必要ですが、独自のシステムで簡単にギャップ調整ができます。

 

条件によって最適な材料送りが可能

コストの安いエアーシリンダーによる材料送り機構と、精度とスピードに優れるサーボモーターによる送り装置を自由に選択できます。

 

合紙の挟み込みもできます

純正でエアーによる合紙の挟み込み装置が付きますが、精度の良い静電方式による装置も追加できます。

アンコーラーについて

アンコイラー

アンコイラーには近接センサーが付帯するので、常に少したるませた状態で材料を供給できます。
摩擦ブレーキを使用したアンコイラーの場合、動き初めが渋いので送りが少し滑ってしまうことで、切断寸法がばらついてしまったり、動作速度を速めていくと、追従できず勢いがつき空回りするなど問題が発生します。

 

材料に張力が発生しない為、箔やアモルファスなど切れやすい材料でも、安定してシャーリングマシンに材料を送り込むことが可能です。


合紙の挟み込みについて

合紙の挟み込み

自動シャーリングマシンは、切断した材料に合紙を挟み込むことができます。

 

純正でも簡易的ですが、合紙をエアーで搬送して材料に挟み込む機能がありますが、あまり性能がよくありません、オプションで静電気で材料に合紙を張り付ける機能を追加することができます。


広幅のシャーリングヘッドについて

広幅シャーリングヘッド

現在600mm幅までシャーリングヘッドの製造実績があります。
幅で切断できる最小厚さが変わってきます。
600mm 0.1mmまで
300mm 0.05mmまで
200mm 0,02mmまで
150mm 0.01mmまで
以上がだいたいの目安になります。


よくある質問

Q.機械は自社で製造するのですか?
A.2010年より経営革新計画の認定を受けて、企業連形による「ものづくり」を推進しています。「ちょうどいいキカイ」も町工場が中心となって機械を製造するプロジェクトです。それによりものづくり企業の活性化のお手伝いができれば幸いです。

 

Q.製造できるシャーリングヘッドの最大幅寸法は?
A.シャーリングヘッドは最大幅:600mmまで製造実績があります。

 

Q.切断可能な材料の厚みは?
A.自動送り装置付きの場合は、厚み2mmまでの実績があります。

 

Q.切断可能な材料の最小厚みは?
A.ステンレスは10μ、アルミニウムは30μまで実績があります、送り装置の方式や合紙の有無によって最薄の切断加工厚みは前後します。

 

Q.切断時に合紙を挟み込むことはできますか?
A.エアー方式と静電方式で合紙を挟み込むことができます。エアー方式は純正でつきますが、静電方式はオプションです。

 

Q.シャーリング加工に必要な治工具や消耗品は取り扱ってますか?
A.材料受け取りテーブルなどの治工具や、スペーサー、ナイロンテフロンシートなどの消耗品も取り扱っています。

 

Q.出張経費について
A.首都圏外の場合ですが、発注前の打ち合わせの出張は交通費の実費を請求させていただきます、しかし注文時になった場合にはご返却いたします。お互いなるべく費用をかけないように出張は最小限になるよう努力いたします。

 

Q.修理対応について
A.基本的に出張修理ではなくて、機械を工場に引き取っての修理となります。運送料はかかりますが、出張経費に比べれば結果としてコストがかからない方法だと考えます。大型の機械の場合は別途対応いたします。

 

Q.修理機械の引取手配はできますか?
A.横引きのできる運送及び2次配線の取り外しができる電気技師を手配することが可能です。

 

Q.試作用の自動シャーリング設備はどのような機種がありますか?
A.板厚:0.3mm〜0.01mmまでの連続切断が可能なシャーリン装置を設備しています。

お問合せ

岡

株式会社日本クロス圧延
千葉県茂原市茂原697
TEL:0475-22-4151
FAX:0475-25-2338
oka@atuen.com

 

担当:岡まで


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