コイラー(繰出・巻取)装置の設計製造
巻取装置は下記要素で設計します。
装置仕様
ドラム直径:φ50〜φ500
材料固定方式:手動拡縮 油圧拡縮
巻取張力:MAX10TONまで設計可能
巻取スピード:MAX100M/MINまで設計可能
モーター種類:インダクションモーター ベクトルモーター サーボモーターなど
張力制御:インダクションモーターの場合はパウダークラッチ
ベクトルモーター、サーボモーターはドライバーで制御可能
制御仕様
張力管理:サーボモーター ベクトルモーターはフィードバック可能
回転カウンターストップが可能
近接センサーによるストップ&ゴーが可能
エッジコントロールの追加が可能
ワイヤーコイルの場合は整列巻き制御が可能
箔用無張力制御が可能
圧延装置、プレス装置との同期が可能
巻取装置製造のポイント
用途に合わせて専用設計
コイル寸法や巻取スピード、重量など、お客様のご指定用途でスペックを計算します。
修理や改造に対応します
お客様が現在ご使用の装置でスペックの変更や制御の追加など、他社製の機械でも改造に対応します。
2点軸受け設計でシンプルで高剛性
弊社の巻取装置は2点軸受で剛性が高く、さまざまな駆動や制御などを取る付けることができます・
パウダーブレーキで微妙な張力制御が可能
摩擦ブレーキをパウダークラッチに変更することで、微妙なテンションを制御が可能になります。箔や樹脂などに対応できます。
サーボモーターで様々なコントロール
駆動モーターをサーボモータに変更することで、スピードやトルク、巻取り長さなどをコントロールすることが可能になります。
パウダーブレーキ取り付け例
既存の巻取装置にパウダーブレーキを取り付けることでテンションを調整できるようになります。
サーボモーターの取付例
巻取りモーターをサーボモーターに変更することで、スピード、トルク、巻取り数量などさまざまな制御ができるようになります。