海外展示会コラム02
本当は見学した、台湾国際エレクトロニクスショーに出展したかったのですが、もう熱くなってしまい一年も待てません!
再び麹町の台湾貿易センターに行き、6月の台湾フラットパネルディスプレイ見本市に勢いだけで出展申し込みしてしまいました。
さて、半年しか無いのに1から準備しなくてはなりません。
で、テーマとか、何をプロモートするか計画を立てました。
日本の良い物なら売れる!と考え「弊社の材料は最高の品質です!」という感じの品質に優れますという感じのポスターを作ったのです。
「日本品質」を歌えば飛びついてくるなんて、今思えば恥ずかしい甘い考え...
結局、「最高の品質って、何が最高なの?」「台湾の材料と何が違うの?」と質問されたり、「図面で要求された精度以上の精度なんて必要ない」という厳しいお言葉...
結果惨敗しました。
まだまだ、何もわかっていませんでした。
精度が良いなんて、お客様にとってメリットじゃないのです。
もっと具体的に提案しないと行けません。
例えば、御社のセンサーに使用されるコンスタンタン材料を一般的な公差5%から弊社の公差2%の材料を採用すれば、精度が○○%向上するので、採用するメリットがあります。必ずあなたの製品の性能が向上することをお約束します。
こんな感じで提案する必要があるのです。
今なら、わかることが当時は何も分かってませんでした。
長春の地で、さらに迷います
分かったこと...その国に無いものなら売れる
じゃあ、先進国の台湾じゃなくて、中国なら日本の材料を欲しがるのでは?と安易に考え
同年9月に吉林省の長春産業展に出展しました。もちろん勢いで!
台湾の展示会には日本企業が結構な数出店していましたが、さすがに吉林省は少ないです。英検3級程度の自分ひとりじゃ心ともないので、近くの大学にメールして、「長春の展示会に私の会社が出展します、日本語の話せる生徒でアルバイトを希望される方がいましたらご紹介ください」という感じのお手紙を送ったら、すぐに紹介してくれて4日間で日本円で4万円程度で通訳を雇えました。お互いウインウインですね!
まあ、結果思ったほどの成果は無かったのですが、とても良い経験ができました。
一つ言えることは、長春最高!ということ
何が?空気は綺麗だし、食べ物が旨い 更にマッサージが1時間日本円で200円くらいだったということ...