CN-49 (コンスタンタン)
材料名称 CN-49 (コンスタンタン)
構成元素 Ni43.0 Cu55.0
電気抵抗:0.49×10-6Ω.m
電気抵抗の温度係数:0.00001 20℃
密度:8.9g/cm2
比熱:0.41kj/(kg.k)
線膨張係数:0.000015/k
融点:1225-1300℃
鋼との静摩擦係数(無潤滑)0.4μs
備 考
コンスタンタンは銅55%Ni45%の組成からなる合金です。
銅の中のNiの成分比を変化させると、約Ni50%の付近で電気抵抗値が最高値を示し、抵抗の温度係数が最低になり、熱起電力が最低になる。電気抵抗の温度係数が小さいことから、ひずみゲージ・精密抵抗に使われる。
熱起電力が低いことから、熱電対などにに使用される。熱電対の相手の金属は銅、鉄などが使われる。すので加工方法・生産効率・価格の点でも優位
コンスタンタンとは
コンスタンタンは1887年にエドワード・ウェストンによって発見されたニッケル合金、銅54%、ニッケル46%で構成され、主な用途として鉄や銅と一緒に熱電対として使用される。
広範な温度帯で抵抗が安定している点が特徴で、ユーリカ、アドバンス、フェリーなどと同じカテゴリーの合金になります。
他にこうした特性を持つ合金としては、抵抗線用の合金であるマンガニン、コンスタンタンA合金、アニール処理されたコンスタンタンP合金があります。
電気抵抗の温度係数が小さいことから、ひずみゲージ・精密抵抗に使用される
熱起電力が低いことから、熱電対に使用される、熱電対の相手の金属は例えば銅や鉄などである。
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