チタンについて
チタンは航空宇宙から民生品まで様々な場面で年々用途が拡大しています。
MM-Labではチタン製部品の製造に力を入れています!
チタンのメリット
純チタン(1種、2種など)
長所:比重4.45と軽く、耐蝕性に優れる
短所:摩耗に弱く、焼付きカジリが発生しやすく加工性に劣る
αβチタン合金(Ti-64)
長所:比重4.45と軽く、強度と耐蝕性に優れ、時効処理が可能で高温下でも強度が保てる
短所:切削性がとても悪く、歩留まりが悪化する。摩耗に弱い
βチタン合金(15-3-3-3)
長所:比重4.45と軽く、強度と耐蝕性に優れ、64合金並みの強度があるが加工性が優れる
短所:切削性がとても悪く、歩留まりが悪化する。摩耗に弱い
チタンの圧延加工について
株式会社日本クロス圧延ではチタン材の圧延加工を承ります。
圧延加工のメリットは自由に素材の厚みを変更できるため、必要な寸法を少量でも調達が可能になります。
チタン箔について
純チタンは電位的に安定し延性に優れるため、数ミクロンの極薄箔まで製造が可能で、極薄箔は金型のギャップ調整用のシムとして利用されます。
チタン箔の材料は厚さ:0.1mm〜0.002mmまで取り扱います。最低購入数量は1mから対応します。
チタンのフープ材について
チタンのフープ材は厚さ:1.0mm〜0.05mmまで取り扱います。
圧延加工により、インチサイズや中間寸法にも対応します。
チタンの合金について
Ti6-4及びTi15-3-3-3の取り扱いがあります。
チタン合金は入手性が悪くフープ材はほとんど入手が不可能だので、シート材を圧延加工し薄板のフープ材を製作できます。
短いシート材からの生産なので、コストと歩留まりに問題があります。
チタンのワイヤー及びバー材について
チタンのバー及びコイル材の製造及び販売が出来ます。
バー材はセンタレス研磨仕上げにも対応します。
バー材は1束10kgから取り扱います。
チタンの異形断面材料について
純チタン及びチタン合金製の異形断面材料の製造及び完売をします。
最大寸法は25×25mm
最小寸法は1.0×1.0mm
の範囲内で生産が可能です。