制御装置の製作
制御装置の設計・製造
産業用機械用制御装置の設計製造を承ります。設計理念としてはユニットで構成し、シーケンサーで各ユニットをコントロールします。
ユニット1:パワーコントロールユニット
装置のメイン動力源であるモーターとモーターへ電力を供給するドライバーで構成されます。DCモータードライバーはMAX5000KWまで設計製造できます。
標準型のベクトルインバーターは1000KWまでラインナップがあり、標準型を使用することでコストを削減できます。
装置の用途でDCモーター、ACモーター、サーボモーターなどが使用されます。
ユニット2:センサーユニット
寸法測定装置、エリアセンサー、位置決めセンサー、温度センサーなど各種センサーからの信号を制御情報としてシーケンサーへ入力します。
ユニット3:シーケンサーユニット
装置はシーケンサーで制御されます。シーケンサーは三菱電機、シーメンスを主に使用しますが、キーエンス、オムロンなどにも対応できます。
ユニット4:操作ユニット
操作ユニットでシーケンサーへ司令を出し、シーケンサーがパワーユニットをコントロールすることで装置は稼働します。
近年ではデジタル信号で制御されるため、液晶ディスプレーに様々な情報を表示しコントロールができます。
直流モータードライバーのデジタル、アナログ対応について
DCモーターのドライバーはデシタル、アナログの両タイプに対応できます。
アナログドライバーは同期などの制御が必要がない単純な速度制御などの用途でコストに優れます、しかしシーケンサーによる制御、例えば巻取りと繰り出しの同調などに使用する場合、アナログで調整の必要があるため調整に専門の技術者を派遣する必要がります。よって直流モータードライバーはデジタル方式が標準的になりました。
DCモーター用デジタルドライバーはスイスABB社製をおすすめします。ABB社は産業ロボットの制御装置の国際的な企業で日本にも法人があります。
デジタル制御なので液晶モニターで制御パラメーターの調整が容易にできます。それによりサーボモーターのようにフィードバックが得られ高度な制御が可能です。
ABB社直流モータードライバー
ABB社製のDCモータードライバーは、すべてのメーカーのDCモーターと互換性があり正確な速度とトルクの制御ができます。
修理などでモーターを置き換えた場合、モーター特性の誤差が生じた場合でもアプリケーションにより、接続したモーター特性のパラメーターセッティングは容易で特別な知識を必要としません。
もちろんすべてのファームウェアとパラメーターの構成を保存できます。
一般的な構成
DCS880標準ファームウェアはすべてを標準でサポートします
DCドライブアプリケーションに存在する構成
6パルス、12パルスパラレル、シリアル、シリアルなど
シーケンシャル、24パルス、M3、M6およびフィールド反転。
内蔵のWebサーバーにより遠隔監視
ドライブ間リンク(D2D)ドライブの高速通信
マスターフォロワー構成を含む